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フォトスタジオ【内装デザイン】「House studio Chaleur」

フォトスタジオ リニューアル/倉敷市

ご自宅を活用したフォトスタジオ。
「ゆっくりとお客様と向き合える場所で、特別な1日を心に残るものにしたい」——
そんなオーナー様の想いから生まれた、あたたかさとやさしさに包まれたスタジオです。

もともとお子さまを中心とした可愛らしい雰囲気のスタジオで、多くのお客様に親しまれていたこともあり、既存の世界観を壊すことなく、さらに魅力が引き立つようなご提案を心がけました。

モールディング(装飾材)や色味など、オーナー様の中で明確なイメージがすでにあったため、その方向性を軸にしながら、壁紙や床材などを選定。
スタジオ全体の雰囲気に調和する色味・質感・空間バランスを丁寧に整えていきました。

来店されるお客様の多様なニーズに応えられるよう、約16帖のワンフロアを3つのスタイルに分け、撮影のテーマやお客様のご希望に応じて自由に使い分けられる空間に。

この壁面は、ナチュラルながらも少し粗さを感じる塗装風の壁紙に、モールディングの装飾を組み合わせました。そこにクラシカルなカーテンと自然光が調和し、思わず記憶に残したくなるような、印象的な空間に。

最初のご提案時のイメージスケッチ

モールディングとカーテンのバランスをご確認いただくためのイメージスケッチ。(実際の施工では位置が変更となったため、一部内容が異なっています)空間全体のリズムを意識しつつ、お子様やご家族が写真映えするよう構成しています。

こちらの窓枠にもモールディングを施しました。グレー系の壁紙を合わせ、モールディングはあえて直線のみで構成することで、空間全体にシャープで洗練された印象に。
もともとお持ちだった照明とも相性が良く、新たな活躍の場をつくることができました。

こちらの壁面は、カジュアルなイメージで構成。
シンプルで主張しすぎない木目調の壁紙をベースに、グリーンや小物で空間に温かみと動きをプラスしています。
ベースが控えめな分、小物の組み合わせによって雰囲気を自在に変えられ、ナチュラルからエレガントまで、幅広いスタイルに対応できる自由度の高い背景です。

この場所は、「スタジオに足を踏み入れた瞬間、ワクワクする空間」がコンセプト。
オーナー様がお持ちだったたくさんの布の中から、イメージに合う色と素材を選び、組み合わせています。ランダムに天井から吊るすことで、幻想的な雰囲気を演出。装飾は、お花屋さんの手も加わり、スタジオ全体の可愛らしい世界観にも自然と調和し、非日常感のある印象的な空間へと仕上がりました。

リニューアル後、来店されたお客様にも大変ご好評いただいていると伺い、とても嬉しく思っております。
お子さまやご家族の笑顔が自然とあふれる、アットホームでリラックスした時間。
撮影そのものはもちろん、心地よいおもてなしの詰まったスタジオです。

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House studio Chaleur